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HPVワクチンは何歳まで打てる?


こんにちは。

HPVワクチンはシルガード9(9価HPVワクチン)の定期接種化が始まり、お問い合わせも漸増しています。

今まで厚生労働省の方針に注視してブログでもとりあげてまいりました。

HPVワクチンの積極的推奨の再開(8年半ぶり!!)

キャッチアップ接種

ブランクがある方への対応

償還払い

9価ワクチンの定期接種

男性への接種

シルガード9 (9価 HPVワクチン)の定期接種が決定!!

9価HPVワクチン 定期接種 ~2023年4月から~①

*9価HPVワクチンの2回接種と3回接種について

 

 

上記以外では、ご年齢に関するお問い合わせや、子宮頸部細胞診異常のある方(異形成を発症している方など)からのご質問が多いです。

20代から50代の方まで、『私の年齢では打った方がいいですか?』と聞かれます。

これらのご質問については、MSD製薬のホームページに、シルガード9(9価ワクチン)とガーダシル(4価ワクチン)についてQ&Aが公開されています。

まずはご年齢について。

上記、MSDホームページのシルガード9Q&Aからの引用です。

結論から言えば、何歳になってもHPVワクチンは打っていいのです。

ただし、シルガード9の国際共同臨床試験は26歳までの女性の予防効果を評価したものです。

4価ワクチンのガーダシルは、海外臨床試験で27~45歳の女性で予防効果が評価されていますが、16~26歳の女性よりも低いです。

年齢が高まるにつれて既にHPVに感染されている方が増加すると考えられますし、HPVワクチンは既に感染しているHPVを治療できるわけではないので、HPVワクチンの有用性が年齢によって異なる可能性はあります。

次のブログに続きます。

 

HPVワクチンにつきましてはQ&Aに今までのブログをまとめてありますので、ご参照ください。

                           
記事監修院長 杉森 弥生

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記事監修村川 裕子

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