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HPVワクチンを自費で受けた方への払い戻し(償還払い)


HPVワクチンキャッチアップ世代の方へ

前回のブログの続きです

HPVワクチンの積極的勧奨が差し控えられてから、悩んでいるうちに無料で受けられるご年齢が過ぎてしまった方は多いと思います。

そういった方は、今までのブログでお示ししたように「キャッチアップ接種」が無料で受けられます。

その一方で、

無料の対象のご年齢が過ぎてからご自分で費用を負担してHPVワクチンを接種した方もいらっしゃるかと思いますが、

そのような方にはワクチン費用が支給されます!!

第32回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会の資料で示されています。

 

対象となるのは

キャッチアップ接種の対象者;1997年度(平成9年)から2006年度(平成18年)生まれ

のうち、

無料接種の対象年齢を過ぎた後に、ご自分でお支払いいただきHPVワクチン(2価ワクチンと4価ワクチンのみ)を受けた方

申請は、

令和4年4月1日時点で住所が所在する市区町村に行ってください

詳細は、お住まいの自治体へお問い合わせください

申請期限は、令和7(2025)年3月31日までです

キャッチアップの対象の方は、

*ご自身の負担で打っていれば費用を申請してください

*打っていなければキャッチアップ接種を受けてください

いずれも期限は2025年3月31日です

 

なお、接種間隔についても注意点があります

2価ワクチン(サーバリックス)
2回目は1回目から1か月以上あけて、3回目は1回目から6か月あけて行う
ただし、早めなければならないときは
2回目を1回目から1か月以上あけて、3回目は1回目から5か月以上かつ2回目から2か月半以上あけて行う

4価ワクチン(ガーダシル)
2回目は1回目から2か月以上あけて、3回目は1回目から6か月あけて行う
ただし、早めなければならないときは
2回目を1回目から1か月以上あけて、3回目は2回目から3か月以上あけて行う

また、

*妊娠中は打てません

*新型コロナウイルスワクチンとは2週間あけてください

*9価ワクチン(シルガード9)は現在のところ助成の対象ではありません

 

期限内に間に合うようにご計画ください

我々も注意して安全な情報をご提供できるように心がけてまいります

 

当院でのワクチン接種はお電話(03-3818-1132)にて承ります

 

 

HPVワクチンにつきましてはQ&Aに今までのブログをまとめてありますので、ご参照ください。

                           
記事監修院長 杉森 弥生

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記事監修村川 裕子

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