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HPVワクチンについての活発な審議が続いており、産婦人科医としては大変嬉しく思います。
2022年10月4日の第49回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会では、
9価HPVワクチンのシルガード9を定期接種に用いるかどうかについて議論が行われ、
来年度早期から定期接種を開始できるように準備を進めていくことが了承されました。
今まで厚生労働省の方針に注視してブログでもとりあげてまいりました。
*HPVワクチンの積極的推奨の再開(2021年11月12日クリニック日記)(8年半ぶり!!)
*キャッチアップ接種 (2021年12月25日クリニック日記)
*ブランクがある方への対応 (2022年5月10日 クリニック日記)
*償還払い (2022年5月27日 クリニック日記)
*9価ワクチンの定期接種 (2022年8月10日 クリニック日記)
患者様からのお問い合わせも多くありました。
最近は、3種類のHPVワクチンの違い、シルガード9が定期接種になるか、男性に対してシルガード9は投与できるかなど、より詳しいご質問が増えてきました。
皆様の関心が徐々に増えてきていると感じます。
その一方で、子宮頸がんの前がん病変である子宮頸部異形成の方は20~30代の方を中心に多くご来院されます。
大半の方は正常に戻るのですが、一部の方が手術が必要な段階まで進むことがあります。
健康診断などで指摘された際には、大変お辛いことと思います。
中には、HPVワクチンの定期接種のご年代だったにもかかわらず積極的推奨が差し控えられてため、HPVワクチンを打たなかったことを悔やまれている方もいらっしゃいます。
打ちたい方も、打ちたくない方も、ご相談は承りますのでいつでもご来院ください。
土曜・日曜(日曜日は不定休のためHPでご確認ください)も診療を行っておりますので、お気軽にご相談ください。
ワクチン接種にはお部屋やワクチンの確保が必要なため、ご予約はお電話(03-3818-1132)にて承ります。
ご相談だけであればWebまたは電話(03-3818-1132)にて通常の診療予約をお取りください。
HPVワクチンにつきましてはQ&Aに今までのブログをまとめてありますので、ご参照ください。