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ホルモン補充療法(HRT)


こんにちは。

今回は、更年期障害の治療のひとつであるホルモン補充療法についてです。

少し前に某テレビ局の番組で取り上げられ、お問い合わせが増えてきました。

更年期症状は皆様それぞれで、「これが絶対に更年期障害!!」

という症状はありません。

 

ご年齢が進むと卵巣機能が衰えて女性ホルモン(エストロゲン)が大きくゆらぎながら低下していきますが、そこに加齢に伴うからだやこころの変化や周囲の環境因子などが合わさって、症状が発現すると考えられています。

ですので、そのホルモンの変動を抑えてあげると更年期症状は落ち着くという理屈です。

そのための治療法が、ホルモン補充療法(HRT; Hormone Replacement Therapy)です。

ここで補充するホルモンは、卵巣から出ている女性ホルモンのエストロゲンです。

少量のエストロゲンを外から入れてあげると、ご自身のエストロゲンのゆらぎ(変動)が穏やかになり、気分やからだの不調が和らぎます。

ただし、エストロゲン製剤やプロゲステロン製剤を使えない方がいらっしゃいます。

「禁忌」に相当する方は絶対に使えません。

大豆イソフラボンのサプリメントや漢方薬、プラセンタ注射といった他の治療法をご提案いたします。

また、HRT開始前には血液検査、子宮体がん検診、乳がん検診を必ず受けていただきます。

 

次回は、HRTの実践について書きます。

続きます 🙄

                           
記事監修院長 杉森 弥生

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記事監修村川 裕子

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