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スリンダ®錠28は、2025年6月末に日本で初めて発売された新しいタイプの経口避妊薬です。

従来の低用量ピルとの大きな違いは、卵胞ホルモン（エストロゲン）を含まない点にあります。

海外ではミニピルとも呼ばれています。

これにより、血栓症のリスクが低減され、より多くの女性が安心して使用できる避妊薬として期待されています。

避妊効果に加えて、月経のコントロールにも有用と考えられます。

ただし24時間毎に忘れず内服していただく必要がございます。

また、飲み忘れが2日以上続いた場合は別の避妊法を併用してください。

今までリスクがあったために低用量ピルを使用できなかった方や副作用が心配な方、子宮内にお薬を入れることには抵抗がある方には特におすすめです。

ピルを希望されてもお出しできなかった方に新たな選択をご提案できるようになったのは、大変喜ばしいことです。