生理(月経)に伴って起こる病的症状のことを「月経困難症」と言います。下腹部や腰の痛みや重み、吐き気、頭痛、いらいら、気分の変動などがあります。生理中以外のおなかの痛みも、婦人科の病気が隠れていることがあります。妊娠に関連したもの、子宮や卵巣、卵管の腫瘍や感染などがあります。
排卵期に生じる排卵時痛は正常の反応と考えられていますが、快適に過ごすために痛み止めを使うのも良い方法です。
婦人科以外の病気では、腸やおなかの奥の血管、尿管や膀胱の病気などの可能性があります。
婦人科の病気については、おおむね超音波検査などでわかることが多いので、ご相談ください。