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生理前の不調(月経前症候群;PMS、月経前不快気分障害;PMDD)


生理の3~10日前に生じるからだやこころの不調を「月経前症候群(PMS)」といいます。特に抑うつ症状(強い気分の落ち込み)を伴う場合、「月経前不快気分障害(PMDD)」と言います。これらは生理が始まるとなくなるのが特徴で、正常な女性ホルモンの変動に伴う症状と考えられています。

日本人女性の70-80%が生理前に何らかの変調を感じており、約半数の方はPMSと診断されると言われています。

からだの不調には、お腹の痛みや膨満感、胸が張る・痛む、手足のむくみ、体重増や、関節痛・筋肉痛などがあります。

こころの不調には、イライラや憂鬱、不安感、泣きたくなる、集中力の低下、ボーっとする、食欲の激しい変化、不眠や過眠などがあります。経済産業省のアンケートでは、女性従業員の約5割が女性特有の健康課題などにより職場で困った経験があると回答したそうです。その多くを占めるのが月経痛月経前症候群によるもので、女性特有の月経随伴症状などによる社会経済的負担は推計 6,828億円で、そのうち労働損失は71.9%で4,911億円と試算されています。(Tanaka E, Momoeda M, Osuga Y et al. J Med Econ 2013; 16(11): 1255-1266)

治療法としては、低用量ピルや抗うつ薬、漢方薬などがあります。ご年齢や生活スタイルなどに合わせて、無理なく続けていただける治療法をご提案いたします。

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